格闘技やめました

チョコレートとキャラメルが戦争したら、「このコウモリ野郎!」とののしられることうけあい。

タケノコ泥棒を見たことありますか?

愛のソースがけ、ちうべいです。

 

「リュックに小さなクワを入れて竹林に入っていく」そうです。

捕まったら私刑されるんかね?

 

さて、つれづれなるままに。

 

格闘技やめました。

20年在籍した道場を5月いっぱいで退会致しました。

道場長以下、御指導いただいたコーチ陣の皆様に、一緒に練習してくれた会員さん達に、ただひたすらに感謝。

何より最後の2年間、練習に行かせてくれた妻に多謝感謝。

もう言葉のとおり、感謝しかありません。

ありがとうございました。

 

以下、リリカルにポエ散らかしますので、感傷的なオッさんの独白に興味のない方は読み飛ばしてください。

 

 

 

永い間、誰かにずっと夢を語り続けていたような想いです。

20年前に入会した時の目標は「一生続ける」、「子供の前で試合する」の二つでした。

そのどちらも叶いませんでしたし、悔いが無いかと言えばうそになりますが納得はしています。

そもそも、道場からかなり離れた場所に家を買った時点で一つ目の目標は潰えました。家事育児で迷惑をかけますので、「最長でも1年」と妻に懇願しての復帰。

もう一つの目標について、「体が練習にギリギリ耐えられて、娘が見て意味が分かるギリギリのこのタイミングしかない」と取り組み、試合出場をトッププロのコーチに打診させていただきましたが、「ケガします」との見極め。これは100%信じて、出場を見送るしかありません。万事休す。

試合出場はなりませんでした。

 

結論から言うと向いていなかったという事になります。勝負事や、人と競い合う事に関心がないアタシにはそもそも無理があったのかもしれません。

打撃の練習でも「恨みも無いこの人を殴れない・・・」とか関節極めて一本取った時も「ケガしなかっただろうか」と心配になるのですから。

この点は妻からの指摘もあり、夫婦で共通しているとお互い認識しております。

年齢は言い訳になりません。アタシより年上でアタシより強い人達がいるわけですから。

 

そもそもスポ根でもなく、人に勝つ事に熱心でないアタシですが、それでもスパーリングして汗だくでひっくり返って天井を見ている時は幸せでした。ボコボコにされ、極められまくるばかりでしたが、幸せでした。ましてや一本取ったり、褒められた時など。

 

「胸を借りる」に申し分ない方達にひたすらくらいつく事しかできませんでしたが、敗れて悔い無し。たくさんのアドバイスもいただき、導いてくださいましたが、一本取る事は適わず、恩返しはなりませんでした。無念。

最後の頃は道場長とスパーリングできたりと、豪華すぎるボーナストラックがあったのも付け加えておきます。(道場長は道場開き以来、一般の会員とスパーリングする事は無かったようです)

また、これ以上ないくらいに練習に行かせてくれた妻に一生返しきれないほどの感謝。

最後の練習の日も、挨拶をしたい人にはひととおり挨拶できて幸運でした。もちろんあの人にもこの人にも、と言い出すとキリが無いのですが。この1年、神様(≒妻?)がくれた幸せを噛み締める時間でもありました。

 

世界一劇場。アタシは果報者です。人生最高の体験でした。

 

まだ老け込む歳でもないですが、これからは御朱印集めとヅカにわかとして生きていきます。

改めて、ありがとうございました。