闘い続けるといふこと

枯れ木に水を。
観葉植物ってすぐ枯れてしまいませんか?
こんにちは、ちうべいです。

さて、昨日は道場に行ってきたのでちょろりんこと。

組技の練習でした。
組技、要するに打撃とかではなく、組み付いて投げたり、倒したり、押さえ込んだり、関節極めたり、絞めるアレですな。

んで、練習不足なのでビギナークラスでまったりしてる日々なのはいつか書いたはず。
こちらにはホントのビギナーとかしか居ないんですな。ところが、中にはケガから戻ってきたばかりの人とかも居ます。いわゆるリハビリみたいなもんでしょうか。いきなりハードな練習に戻るのはキツいからでしょう。
昨日、先週金曜とそんな人と組んで練習することになりました。
格闘技の練習ってのは基本的に一人ではできません。特に組技は相手が居ないと成立しないのです。
言い方を変えると相手次第とも言えますな。
そして、そのリハビリさんにご指名を頂戴致しまして・・・。

リハビリ中とはいえ、そのパワーも技術も当然他のビギナーさんとは一線を画すわけでして・・・。
技の練習、所謂技練なんかでも手応えが全く違います。形の練習だけでなく、入り方やポジショニング等が全く違い、気の抜けない練習になります。
なので、いつもならまったりすぎる時間もスパーリングほどではないにしろ、若干ハードになります。
しかし、リハビリさんをがっかりさせるわけにはいきません。アタシを選んでくださった以上はやはり「いい練習だった」と思っていただきたいですから。

かくして、昨日は首を取ってからのガブり→引き倒し→各種ポジショニングor各種極め技。という練習に。
この首を取るってのがまず・・・、素人とは違うわけでして・・・。力任せにくる素人とに対して、玄人はチカラもさることながら、こっちが動けないくらいにガッチリと固定してきます。ここでもう、あっぷあっぷ。おかげで首が今も痛いです。ひー。
しかし、さすがは玄人。そこから様々なバリエーションで攻めてきます。
アタシも思わず、素人には出さないコンビネーションで返したりして、ちょっと楽しかったです。スゴく体力的にはキツいですし、体はアザだらけになりますが、ふぬ気分がよい。特にバックマウント→胴締め→ワキと首を取る→スリーパーの流れはさすがにアツかったですなぁ。

ま、そんなこんなで練習を終わったのですが、アタシの通う道場では練習後に掃除がありまして、みんなで雑巾掛けとかします。その時のこと。
その練習相手の人が「ええ運動になったな」とおっしゃってくださったのです。普段は別に雑談もしない間柄なのですが、そのようにおっしゃっていただけてスゴく嬉しかったのです。
その方は肋骨を折ってからの復帰だったし、ガチガチに行くわけにもいかず、かといってユルすぎても練習にならないので、チカラ加減がムツかしかったのですが、どうやら手応えをいただけた模様。よかった。
この人はアタシが五年前に入門した時からのちょっとした目標だったので、少し嬉しかったです。
ふぬ、もっと練習しようか。

いじょっ。