ロシアリクガメ カーラがいなくなりました 事実の記載

ペットのロシアリクガメ、カーラがいなくなりました。

時系列で追います。

 

昨週土曜日、日中に裏庭に放しました。

翌朝日曜日、いなくなっていました。一緒に庭に出していたロシアリクガメのマハは無事でした。

わずか2畳未満の裏庭ながら、今までにも何度となく姿をくらましました。その多くは地中に潜る、というもので、最終的には掘り起こすなりして発見しておりました。また、裏庭の囲いを乗り越えて外に飛び出すようなことはありませんでした。

しかしながら、今回はどこを掘っても出ない。現れない。日が落ちてもその姿はありませんでした。夜のうちに地元警察の本局に遺失物の問合せをしましたが、リクガメの登録は無いとのこと。

翌日から、毎朝毎晩、仕事の前後に探しましたがその姿を見せず。なんとか時間を作って水曜日の夜、最寄りの交番にて遺失物届をしました。お仕事の手を止めてまでご対応下さった警察官の皆さんには感謝しかありません。

いなくなった原因は二つ考えられます。脱走と野生動物による連れ去りです。

前者については、囲いの高さや材質的に完璧ではありませんでしたので、可能性が無くはありません。より活発なマハは何度も壁を乗り越える事に失敗しておりましたし、体力的にも及ばないカーラには可能性が低いように思います。

後者については、上部に張ったネットの隙間から侵入し、カーラを連れ去った事が考えられます。現場で食べられてしまった形跡はありませんでした。動物の種類として猫は考えられません。多くの外猫がいますが、およそ全て飼い猫です。猫はよほどひもじい思いをしないと襲うと思えず、うちの猫も興味深く匂いを嗅ぎに来ることはあってもついぞや手は出していません。イタチは数少ないながら、考えられます。しかし、カーラはイタチの口に咥えて連れ去ることのできる大きさではありません。最後に、タヌキです。これは以前から裏山に生息する事を目撃しておりました。しかしながら、それは見すぼらしい痩せタヌキで、滅多に見かけるものではありませんでした。ところが捜索初日に近隣宅の庭で実に数年ぶりに見かけました。それは以前見かけた見すぼらしい姿ではなく、毛並みもよく燃えるような赤みがかったタヌキで、私と目が合うと悠然と去っていきました。

悪い予感が募りましたが、決め手はありません。

遺体も見つからぬ今、カーラは死んだものとも割り切れず、探し続けることになります。

何より、マハは健在です。

彼を飼育することを続けねばなりません。

リクガメと生きていくことそのもは変わりません。

今後も裏庭には放します。そのために設備を増強し、脱走・連れ去りの両面をブロックします。