CMに出ます

会社のCMなんですけどね。
ローカルでしか放送しない可能性大ですが、ご報告までに。
なんか和服でスキップしまくる、みたいな感じです。
 
 
 
・・・。
はい、ウソですよ~。
もう騙されませんかね?
ちうべいサン恒例のエイプリルフールでござんした。
今年は状況が状況なので、例年比2%程度のボリュームで自粛気味にお送りしました。
いいウソあったんだけどね~。
来年までおあずけ!
 
さて、こっからちょっとマジな話。
記事を分けろ、と言われそうですけどあえてやりませんw
 
何を書くかというと、今回の震災についてのある意味まとめ的な記事です。
本当は3月のうちに、ハッキリさせておきたかったんですけどね。
昨日は色々と別の事をしてたりしました。
 
おかげさまで、疎開政策みたいななのは反応が鈍いですね。
被災者の皆さんが土地を離れたがらないのと、周知が足りない、というのもあるように思います。
東京武道館に陛下がお見舞にいらした件や赤坂プリンスが避難所として開放されたくらいでしょうか。
余談ですが、やはり陛下が一人ずつお声がけされた東京武道館の画像は胸を打ちます。
涙が出て、「自分が見舞われる立場ならどんな想いだろうか」と・・・。
ただただありがたい。
 
そんな訳で、今のところ「疎開地・ちうべい宅」はヒマしてます。
大阪府大阪市の用意した住宅で足りなくなりそうだったらそーるーさんがリンクを張ってくれたURLに問い合わせてみます。
 
転じて、もうちょっと大きな話。
ツイッタでは東電に毒吐きまくりですが、こちらではそういった話題とかは無かったですね。
あえて封印していたわけでもありませんが、うまく伝える方法を思案しておりました。
政府の事を悪く言っても仕方ない、とか言っちゃう人はいますけど、責任のかかるポジションの人がトンマな対応をしているのであればそれはやはり問題です。
今、さらっと出ましたが今回のキーワードの一つに「責任」があるように思われます。
そういった軸になるような話を元に、少しだけ長文になるかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。
 
その軸の話ですが、政府の対応にそういった軸が見えないのが大きな問題ですよね。
対症療法ばかりで、収束が見えません。
ここ三週間で決まったのが廃炉のみ。
増税とかは軽率にやるのですが、先行き見えない事この上ありません。
国家感がないと常々指摘されている民主党ですが、いよいよ国に致命傷を与えかねないところまできました。
結局、「この国をどうしたいのか」が見えない中では「◎◎だから××にしよう」「△△がヤバいから■■にしよう」と、全ての対応が後手後手になるのは仕方ないのですけどね。
退陣要求も無く、政権運営には明るい兆しが見えません。
実はひそかに由々しき事態です。
 
もうひとつの大きな話題。
原発ですね。
この点については、二つの視点が必要ですね。
学術的な視点と運用的な視点。
本当は戦略的な視点が一番重要なんですけど、それはもう今の政権下で論ずるのはあまりにも無意味に思えて・・・・。
話を戻しますw
学術的な事はもう今更どうこう言いません。
学のある人の論説なり解説なりを読んで下さい。
ベクレルやシーベルトと言った話題も大切ですから。
問題は運用ですね。
こちらが現在、論議の足りない視点ではないでしょうか。
 
TVに出てる学者の連中がずっと同じような事を言って視聴者をクルクルパーにさせるのに躍起になってますけど、「じゃあどうすればいいのか」の話になると「直ちに影響は・・・」とか「控えた方が・・・」とかバカ丸出しですね。
もうさすがに耳を貸す気にもなれません。
しかし、専門家の意見を聞かない事にはどうにもならん。
そこでオススメしたいのが、中部大学の武田邦彦先生の日記です。
体裁は日記ではなく、著作となっておりますが、ブログ等と同等に捉えていただいてかまいません。
 
関東の人にはホンマでっかTVに出てくるオジさんと言った方が伝わるでしょうか?
関東以外の人には「たかじんの番組出てる環境問題の先生」といったところかと。
「ペットボトルの分別は無意味」や「地球温暖化はウソ」といったセンセーショナルな話題で注目を浴び、今では「本当の事を言いすぎてしまうオジさん」状態ですが、何と専門は原子力だったようです。何年も見てて知らなかったwwwww
しかも内閣府原子力委員会にまで名を連ねていた超本格派。
行政のアホさ加減に嫌気がさしたのか、今は離れてらっしゃるようですがw
 
学術的な事は元より、その運用やあるべき対応についても非常に丁寧に書かれております。
是非読んでいただきたいのですが、あえて学術的な話題ではなく運用面で特にピックアップしたいのが
http://takedanet.com/2011/03/post_9ba3.html「安全な原子力推進派」は異端?  私のスタンス
http://takedanet.com/2011/03/post_b6d1.htmlなぜ、今日も原発が運転されているのか?
の二つです。
どちらも非常に理にかなった著述で、頭の中で整理しきれなかった諸々の問題点がスッキリとまとまるイメージです。
特に前者の記事では、日本国内に蔓延する「原子力アレルギー」というものの問題点がよく表れています。
みんな極端なんですよ、確かにw
ついで後者の記事も非常に秀逸。
責任の所在について明確に書いた記事を初めて見ました。
 
それらを踏まえて、強引にまとめます。
サルコジが血相変えて地図の端っこまで飛んで来て、オバマがわざわざ原子力推進路線堅持を表明したりするのはそれなりに意味があります。
交通事故死者数と安易な比較はできませんが、この世から完全消滅させる事のできない技術とはある程度うまく付き合っていく必要があります。
特に、最悪の兵器への転用も可能な側面を鑑みるに、その付き合い方には多様な危険性が孕んでいます。
しかし、そんなに厄介なものであっても「道具」である以上は、全てはそれを運用する人間次第だと思うのです。
 
今回の件で、リスク管理のためにハネ上がるであろう原発による発電コスト。
それでも、現在進行形で電気を生み続け、人々の生活を支えています。
すぐに廃炉にすると言うなら、そのコストをどう捻出するのかも議論されてしかるべきでしょう。
電力会社を選べない現在、柔軟な戦略というものにも限界があります。
現実に被曝した地域への対応は深刻な問題ですが、オーランチオキトリウムやレアアース禁輸問題の時に見せたような「日本人の知恵」が事態をより良い方向に持って行ってくれるように思えてならないのです。
 
最後に。
今回の一連の件で忘れてはならないのは「日本人の事なかれ主義」というのは確実に含まれます。
問題の先送りは絶対に行けません。
「今はそんな事言ってる場合じゃない」を言うのなら「根本的な解決策」を同時に提示せねばなりません。
同じ過ちを繰り返してる場合じゃないですから。
 
いじょっ
次からはもっとアホな話題とかも復活します。
よろしくね~(´∀`)ノシ