妻からスライド方式

イメージ 1
エンドウ豆と遠藤さんはきっと無関係。
じゃんけんで決着をつける、って何か納得いかないですよね?
愛のじゃんけん、ちうべいです。
 
昔、話がこじれそうな時にじゃんけんで強引に決着させられた時は泣けた。
 
 
さて、ふがふがと。
 
本をまた読んでます。
あれからまた、「変なマンガの本」とか「朝日新聞をウォッチングする本」とか読んでますね。
後者はマニアックなようでいて、クォリティペーパーの根幹に関わる話題です。
こんな程度の人達が「報道」を名乗っていいのかと慄然としますな。
てか、現役社長の息子が麻薬取締法違反で捕まるて・・・。
そりゃ成人したら何をしようと親の責任じゃないけどさ。
せめて「闇の職安サイト」殺人の犯人の勤め先くらいはちゃんと「朝日新聞拡張員」って書こうぜ。
 
結構いきなりディープな事を書いてるようなw
ダメだなw
しばらくこっちでライトな記事しか書いてなかったのもあって、時事ネタに関するストレスが溜まっているのかもw
書くことがありすぎてあえて書く気にもなれないですけどねw
仙菅ヤマト・・・。
怒れ、ヤマトファンw
 
そんなのはさておき・・・、今読んでる本!
嫁が読んでた本を借りてます。
それもズバリ、「そうだったのか、中国!」by池上彰
はやりに乗っかってますねwww
 
嫁も左翼教育ドップリに浸かって育ちましたし、実際「日経とかがプッシュしてるし中国様って日本よりステキ!」的なスイーツ()な価値観全開でした。
真顔で「中国は働く女性の権利が手厚く守られてるのよ!」的な事を言われた時は目の前が真っ暗になりましたし、ダライ・ラマがフランスで歓迎されてる話とかにも「なんで?!」と不可解な気持ちを隠せなかったようです。
まぁ、これでも完全なお馬鹿さんよりはマシなのでしょうか。
 
そのたびに「支那はまともな国と思ってるの?」とアタシも問い詰めてしまったりしてましたが、このたび彼女なりに勉強してみようという意識がわいたようでして。
選んだのがベストセラー・・・?かな?時代の寵児池上彰の著作です。
最近は選挙速報番組でのシュートな発言で公明党トップをキリキリ舞させたり(実際、この発言後はTVでも「創価学会を支持母体に持つ公明党は・・・」って表現が増えましたね。個人の尻馬に乗るのもどうかと)、なかなかに偏りの無い人なのですが、いかんせん「マスコミ本流派」って印象でした。
あの柔らかい語り口や穏やかな表情に、「どうせ当たり障りのない大陸媚び媚びの本しか書かないだろう」とか思ってたんです。
そしたら・・・。
 
池上彰スゲぇ!
かなり踏み込んだ事まで書いてるwww
今回の本は中国がテーマ。
せいぜい「日本は中国にヒドいことをした。反省しないとね」とか「毛沢東はとってもエラい人なんだよ」とか「思想は国によって違ったりするから日本人の価値観で判断しちゃいけないよね」みたいなことくらいしか書いてないと思ったんですけどね。
黒歴史まで克明に、かつ個人的な見解も微妙に織り交ぜて書いてる。
例えば長征に関しても「学生の時には素晴らしい話と思って聞きましたが、今おもうと随分無計画」みたいなw
 
アタシもよく知らなかった話とかも詳述されてますね。
林ヒョウの墜落死とか、パンチェン・ラマを消してたりとか、文化大革命の時系列的な検証、大躍進政策の頓挫等ですね。
日本が台湾統治当初、反抗勢力と武力衝突して2万人殺してたのも知らなかったですよ。
チベット人は元々大麦を主食として、中国とも最初はうまくやっていってたり、CIAの支援を受けてたりってのも驚き。
 
そもそも毛沢東が知識人や学者を迫害したのも、自分が無学だからだろうと思ってたし、マルクス・レーニン主義とかも本当に自分の思想としてたのではなく統治に利用しただけだろう、と。
実際には彼は多少なりとも学はあるし、きちんと若いときにマルクス・レーニン主義に傾倒してソ連の指導も受けてますもんね。知らんかったw
社会主義社会ってのの実現に燃えてたのは確かだけど、経済が発展しないうちにそんな社会が実現するのかと。
イメージ 2
その後も権力闘争に明け暮れてしまうのは、歴代の「建国」の皇帝さん達と同じではないでしょうか。
てか、コヨウホウって人は歴代の中国のトップとしては最も立派な人だね。それだけに失脚しちゃう、とw
うまくいかないもんだw
 
アタシが読んでも驚きの連続なので、妻はもっと衝撃のようですね。
親中だっただけに、その血で血を洗う歴史にはドン引きだったようです。
最も一番ウケてたのが、台湾に来た国民党が「電球だけ買っても明るくならないことに腹を立てた」とかのくだりのようですがw
かく言うアタシ自身も読み進めるうちに「これは本当に起こった出来事なのだろうか?」と現実感を失っていきました。
ちょっとしたファンタジーなみにぶっとんでいるのです、中国。
 
最後に、池上彰自身も言っているように「歴史と向き合えと日本に言う前に、中国こそまず自国の歴史と向き合うべき」(ホントにここまで言ってますwww)ではないかと思います。
 
 
こういう話題になるとアジア研究家の鳥とか飛んできそうなので、エサも蒔いておきますね。
(´∀`)っ【大躍進時代の製鉄】