結婚する事になった 弐

アタリメに行き着いた感があります。
生まれて初めて食べたフレンチがバイキングってどうですか?
愛の肴、ちうべいです。

多少うまかったけど・・・。


そんな訳でスタート!

始まるはずが始まらねぇ!

実は5月5日に入籍予定だったのですよ。
それが何故6月下旬までズレ込んだのかと申しますと・・・、





















入籍の2週間前に会社が倒産しやがった


















入籍の2週間前に会社が倒産しやがった
大事な事なので2回言ってみました。
えぇ、ものの見事ですよwww
ここでちょっとだけ詳述しますと、ちうべいサンは昨年夏に年収アップの為に転職したのですよ。
お花の卸や小売をする会社をいくつか経営するホールディング会社の経理に。
一応株式公開を目指しておりましたので、それなりにやりがいもあったのですけどね。
正直、資金繰りとかが相当アヤしくてですねwww
経理だから他の部署の人達よりははるかに色々知ってた訳ですが、逃げ遅れましたw
これにはいくつか理由もあるんですよね。
・一部役員だけが認識してる借金、いわゆる「簿外債務」とかが多かった
・当然、他の経理の人間は何が何だか分からない資金繰りに
・おりからの不況で、「経理の転職」求人が激減
・コロコロと仕事を変える訳にはいかないとの思い
おもに一つ目と二つ目が深刻だったんですけどねwww
アホが経理を仕切るとどうにもならない典型ですわなw

なのでまぁ、心配かけたくなかったし嫁(当時は婚約者)には言ってなかったんですよ。
驚いたようですが、ヒステリーを起こしたりすることも無く許してくれました。
「こんな時代やし、しょうがないよ・・・。」と。物分りのいいお返事にかえって胸が痛みましたね。
相手のご両親にも連絡。なんだったら「籍だけでも入れとけば?」とのありがたいお言葉まで。
感謝しきりです・・・。

段階を踏んで話すと、入籍の三週間前に一度目の不渡りが出ました。
これも「萬田銀次郎的な職業の連中」をアテにしすぎたがゆえの不作為ですね。
小切手でも不渡りになるんや~、と感心したものですwwwww
ちなみに、次の小切手を落とす際に当座へ入金しにいったのがアタシなんですが、経理部長(兼務役員)の命令で「銀行の当座係の方を呼び出してお金を手渡し」する事になりましてwww
なんでそんなんしなきゃなんねんだよ、アホかwwwwwwwwwwwwwww
実際、相手の銀行の管理職の方もイヤそう~に出てきてましたねwww
こんな事したって信用回復しねぇよw
黙って口座にお金入れとけやwww
話が逸れた。
その一週間後に、経理部長に呼び出され、「破産申請の手続きに入る」とのお達しをいただきましたw
率直な感想は「そこまで使えねぇか~!!!せめて入籍までもたせろよ!!!!!!」ですw
この時に「あなた達の未払い給与は法律で守られています。例え遅れても満額支給されますので安心してください」とのお言葉をいただいたのもあって、言われるがままに申請準備にかかったのですが・・・、まずはコレが嘘でしたwwwww
この時点で二ヶ月分ちょいくらい給与が出てない状況だったんですね。
それがあとあと支払われると大嘘をつかれたのですよ。
未払い給与は労働基準監督署に立替払いの申請をしてから
3~6ヶ月後に2割引で支給
されるのですw
ご存知でしたか?w
勉強になりますね~w
ちなみに、上司に嘘をつかれた事に気づいた時点でちうべいサンのモチベはゼロに。
自分の担当する仕事を終わったらとっとと帰りました。

そして、弁護士から「会社破産に関する説明会」が行われる予定の時間に会社に行ったのですよ。
すると・・・、説明会が行われていない・・・。
なんと弁護士への依頼を直前で回避したそうなのです。
理由は「報酬が高すぎるから」だそうで、具体的に言うと四社で¥1,200万。
・・・。
つぶれるって言ってる会社からそんだけとろうとするんですよ、弁護士は。
しかも取りっぱぐれナシ。
優先債権も何も、残存現預金から全て弁護士報酬を引いてから破産申請するんだもん。
税金や従業員の未払い給与よりもそっちが最優先なんだって。
死ねばいいのに。

そんな訳で、別の弁護士を探しに奔走する事になったのが4月28日。
祝日をはさんで30日にはついに誰も会社に来なくなりました。
その日は月末なので、小切手の引き落としもある。でも残高は無い。
二度目の不渡りは確実ですね。
誰も確認してませんけど。
この日から、会社は超危険スポットとして、誰も近づかなくなりました。

・・・、破産法申請してない。
もう無茶苦茶。

参へとつづく