最近読んだ本のまとめ

将来の夢はせんべい焼き職人。
これもパティシエ?
愛もどこかへ、ちうべいです。

さて、最近読んだ本についてふがふが書いていきます。
引用元は秘密。
ま、文章丸写しとかしないからいいよね~。

いくつか読んでるわけですが、その中でも特に印象深かったのは「漢字文明」に関する本。
何故「中国語」と書かないかと言うと・・・、まぁ、分かる人は分かりますよね?
そう、厳密に言うと「中国語」ってないんですよ。現在中国共産党が普及に躍起になってる「普通話」が日本で言う標準語に当たるかと思われるんですが、はっきり言って普及しきらんでしょうなぁ~。
それでは、色々と書いていきましょうか~。

まず、漢字文明というだけあって、はじめに漢字ありき。意外に大事なポイントなんで忘れずに。
言語って言うと我々は中学から習い始めた「英語」をはじめとする言語学を想像する事でしょうし、中国語も世界に数ある言語の一つと思ってるでしょう。しかし・・・、かなり他の言語と異なる特徴が多いんですね・・・。
漢字ありき、ってのはどういうことか。それは、「漢字」が歴然と存在するけど、読みも書きも意味も全然一致しないんですね。皆さんも北京語や、広東語、台北語って言葉は耳にした事はあるでしょう。しかし、これはあくまでも日本人から見てある程度代表的な言語、もとい方言でしかなく、中国はその圧倒的な広さと人口の多さ、民族の多様さから使われる言語があまりに多いのです。12億人も居りゃ当然か。
面白い話に、毛沢東がある。彼が日本における中国語研究の第一人者と会った時の事。その日本人学者さんは流暢な中国語で挨拶したが、毛沢東の返事は何を言っているのかほとんど聞き取れなかったそうで。
これは、彼が日本人だから、というレベルの問題ではなく、どうやら毛沢東の言葉ですら、ちゃんと聞き取れるのは同郷の人間だけだったのでは?と言われています。
前述の広東語でさえ、地域が少し違えば随分違うとか。

そもそも、漢字の意味や取扱が時代によって大きく変わる。
これは、易姓革命のたびに大きな変化が起こる。どういうことか?
易姓革命が起こるたびに歴史書が書き換えられるのは当然として、中国における学問の基本が塗り変わるのだ。ここでいう学問の基本とは何か?それは漢文であり、その教科書は大昔から変わっていない。四書五経だ。論語をはじめとする、中国古来の書物。信じられないかもしれないが、中国ではこれを丸暗記することだけが勉強なのだ。冗談のように感じるかもしれないが事実だ。
何故か?それもこれも科挙制度による弊害であろう。また、儒教思想の悪い面もある。それは「古い物ほど良い、先人ほど偉い」だから「師を超えるのは大罪」となる。なるほど、いつまでたっても同じ教科書を使うはずだ。しかし、それではどうしても時代にそぐわない「無理」が出てくる。そこで出てくるのが「注」つまり、古典を現代風に解釈する事であり、歴代王朝ではこの「注」を入れる人間が最も偉い学者さんとされた。要するに自分達にとって都合のいい「注」を入れる人間。そうなると、縦社会全開の中国では小説家なんかはかなり地位が低くなるし、算術も守銭奴の習い事なる。そもそも金儲けを悪い事とする建前があるのだから。

このように、科挙によって役人になる事が尊いとされる中で学問が発展する事はなかった。朱子学だのの亜流が出てくるだけだ。
また、この漢文が厄介。これは10年勉強したところでまともな漢文を書けたものではないらしく、身についたところでラブレター一つ書けないとか。えらく複雑で難解。なので、庶民が日常的に用いる標準語たりえないらしい。また、口語体からも完全に乖離しているらしく、話し言葉をそのまま漢文にはできないそうなのだ。だから漢字、漢字文明は中国を中心にそれほどは広まらなかった。逆に、19世紀に入ってきたアルファベットの方がよほど普及した。何より話した言葉をそのまま表現できるからだ。これは大きい。また、26文字しかなく、数万に及ぶ漢字を丸暗記させられる四書五経よりはよほど簡単。今でもアルファベットと漢字を交えた本はあるらしい。勿論共産党も国民党もそうそう許しはしないが。

ここで、周辺国。特に日本と朝鮮半島
朝鮮半島のハングルは本来優秀らしい。しかし、ハングルは生まれた環境が不幸であった。そもそも半島では中国様が最も尊く、その漢文、漢字を学ぶ事が最もステータスがあることとされた。なので、ハングルが生まれた数百年前も「所詮は女子供の文字」とされ、普及しなかった。逆に、第二次大戦後の学校教育で取り上げられると漢字が廃された。これによって何が起こったかと言うと、日本語で言えばひらがなやかたかなだけのひょうきになったのだ。よんでてわかるとおもうがこれではいっしゅんなんのことだかよくわからない、ひょうげんりょくのないぶんしょうとなる。じっさい、よんでてぴんとこないであろう。事態を重く見た政府はハングルだけでなく、漢字の勉強にも力を入れ始めたようだが、未だに自分の名前を漢字で書けない韓国人は多いと聞く。
転じて日本。これはご存知のように送り仮名に代表される、カナによる「捕捉」等により、漢字を文章表現へ活用する事に関してはおよそ中国人に勝るのではないかと思われる。


・・・。
とりとめのない文章になった。
要するに、漢字文明は非常に煩雑で難解で不便で、およそ発展性が無いという事だ。
しかし、廃れきらないのにも理由がある。漢詩だ。漢詩のあまりにも美しい表現にハマってしまう若い学生が多いらしい。中国美化大好き人間の多くも漢詩を愛してやまないことだろう。
これがあるから、漢字文明から脱却できずにいるようだ。

ん~、本当に何だかよく分かんなくなったなw


最後に別の切り口で。
最近、巷を騒がす中国の偽造食品、毒物混入薬品等だが、これは今に始まったことではないらしい。彼らが偽物を流通させるのははるか昔からで、それは「商品」に限った事ではなく「学歴」なども偽物がまかり通るとか。
まず、約束を守れない。だから中国に行ってビジネスをすると皆苦しい思いをする。現地に行って長老と懇意になって、契約を結んでもその契約書どおりに事が運ばないらしい。「決め事を守る」感覚が欠落しているのだそうだ。
あと、致命的なのが治安の悪さ。
列車強盗なんて現役だし、交通網が全く発展してないから長距離バスが主要な移動手段だったりするらしいが、未だにガンガン、バスジャックされるらしい。そして、それを防ぐために兵隊が乗る事も珍しくなく、これが殺されちゃう事も多いとか。年間に死ぬ警察や、公安は2,000人を下らない。日本ではこの前ヤクザが立てこもって一人警官を撃ち殺しただけで大騒ぎだったが、比較にならない。
また、そのバスでも外国人がうっかり乗ってしまうと人気の無い地域を走っている時に乗客のふりをした強盗に身ぐるみはがされる事も珍しくない。バスの運転手もグルか、見て見ぬふりだ。
これでは横山三国志の第一巻で劉備が買ったお茶も本物かどうか怪しいw
どちらにしても、中国を美化するのに必死な左翼達のおかげで、中国に行って大怪我をする人は絶えない。

特に、海外に憧れを抱く女性は多く、向上心から高い評価を得る事も多かろうが、同時に現地でドツボにハマってにっちもさっちも行かなくなった人達が沢山居る事を知るべきだ。まずは、統一教会合同結婚式で韓国に行ったきり、数千名の女性が行方不明になっていることをお忘れなく。

・・・。
中国と関係ねぇw

ん~、気をつけなよ、とだけw
だってさ~、毛沢東は学が無かったらしいのね。だから学者を相当イジめたらしいし、「害しか生まない」と公然と批判したらしい。だから、文化大革命で二千万人も殺しちゃったんだけどさ。