ちうべい珍独中 1 ~出国すら大間抜け~

早速です
寝坊が怖くて四時前に起きてしまったチキンなちうべいサン
ちなみに便は11時
ヒ〜
Yahooゲームの二角取りとかくだらない事をやってたらもう出発五分前あわててゴー
高速かっ飛ばしてたったの一時間で空港着
仕事以外で来るのは初めてだぜ
てか、ドライブはやっぱり素敵
適当に車を停めて空港内へ
田舎者とバレたら追い返されたりしないのだろうか
ドキドキ…
中に入ってビックリ!空港って広いのな〜
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驚く張飛サン
そしてチケットを受け取るべくJTBのカウンターへ行くも…余裕で閉まってる(笑)七時からだって
何なら全部閉まってる
営業中なの俺だけ



前途多難

近所で買い物してきたおっさん並の荷物しかないのだが、張飛と非常食のロールケーキだけが私を慰めてくれる
ちなみにロールケーキは丸々一本…

搭乗手続きをするべく航空会社の窓口へ
中に預ける荷物などない
手荷物だけだ
アタッシュケースとか預けちゃうと乗換えがスムーズに行かない可能性があるではないか
あのベルトコンベアみたいなところでいつまで待ってても荷物が出てこなかった人の話とか聞くと怖い
外人さんっていい加減らしいし・・・

ここで落とし穴が二つ
まず、コンタクトケアの洗浄液だが、100ml以下なら持ち込める
次に、機内に持ち込める手荷物はひとつだけ
知ってたら持ってきた・・・

ふがふがと出国手続きを済ませて免税ワールドへ
ブランド品とかがわんさかとあるがシカト
両替しか予定がないのだよ
ここでまた落とし穴が二つ

まず煙草
友人に頼まれて2カートン買ってきたのだが免税煙草の方が当然安いのな
あははははは…
わざわざ会社近くのコンビニで買った俺って一体

もう一点
出国手続き済ませたらもう銀行から金を下ろせないのな
情けない所持金だけ両替
あははははは…
2万円がたったの110ユーロになりましたとさ

機内で食べようと思っていたロールケーキも今食べてしまおうかと思ってたりする

前途多難

空港内のモノレールでふがふがとゲートへ
フライト三十分前に酔い止めを飲むのも忘れない
日本人や白人のスタッフが日本語やらいろいろな言葉でお出迎え
適当にセンキューとか言ってみる
窓側キボンヌがうまくいった!何と隣に誰も座らないのだ
三人で一セットの椅子がほとんどなのにうちは二個イチ
なのでトイレに行くのも気兼しない
実際横になったりして相当楽だった
ちょっと行儀悪いけどエコノミーせまいしうちの席は後ろに倒れないんよ
てか、外人のダラけっぷりときたらこの比ではないのだが(笑)
飛び立つまでは墜落とかハイジャックにビビったものの出発すればどうということはない
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ゲロ袋から不安そうな顔を隠せない趙雲さん(江東区在住)
機内では映画も見ずにひたすら逆転裁判
なるほど面白い
いわゆるアドベンチャーゲームなのだろうが、ちょっとした新要素を加えるだけで随分と印象が違う
寝心地の悪さに苦しみながら母が晩年言っていた「高い金払てもビジネスがええわ〜。もうエコノミーには乗れん」との言葉が重く乗しかかる
あと一時間くらいかなあと窓を開けて下界を見る
畑、畑、畑、民家、畑!
ここで一つ発見
ヨーロッパって山が無いのな
日本が山ばっかりってのもあるんだろけどさ
こんだけたいらなら戦争もしちゃうよ
人の往来も激しかろう
時折見える牛や羊の家畜が心を和ませる
ミニチュアのようだ
決しておいしくない機内食に辟易しながらもどうやら到着
ちょろいもんだぜ
ちなみにここまでで話した英語はセンキュー、ノーセンキュー、ディスワンだけ
着いたのはオランダ・アムステルダムスキポール空港
ヨーロッパで一番デカいとか何とか
出発前は旅行代理店や友人に「素人にゃ一時間での乗換えは難しい」とさんざんビビらされていたのだが、実際着いてみるとなんてことはない
大阪の地下鉄を乗換えるくらいの事が出来れば誰でも可能
だってチケットに書いてるゲートに向かうだけだもん
案内標識みたいなのの指す方向にひたすら歩くだけ
なんだかノってきたのでPuffyでルンバとか歌いながら歩く
日本なら変な人を見る目が集まるだろうが、ここではみんなシカト
人種のルツボっていいなあ
道中いろんな店を見掛ける
何でも置いてるのな
おもちゃ屋さんではしゃぐアラブ系の子供達
この辺は世界共通か
CD屋さんとかもある
洋楽好きの師匠にユーロ版のボンジョビとか買って行こうかと思ったが、「かさばるから帰り道に買おう(´∀`)」と後回しに
この判断を後で後悔する
搭乗ゲート発見
まだ三十分くらいある
今回の旅行で屈指の難関を乗り越える
ちょろいもんだぜ
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ひと安心の呂蒙さん
思わずニコッ
黒人女性に日本語のアンケート用紙を渡されたりしながらドイツ行きの便を待つのであった