東西名人会 ~代田 三度の涙~

JOJOで好きなキャラはカーズ、ポルナレフ、形兆、リゾット。
微妙きわまりなかろうw
趣味の合うアナタ、マブダチになりましょう。
アバター、もらったもんは何でも装備ってしてたらエラい事になってませんか?
こんにちは、ちうべいです。

さて、今回はとあるプロ野球選手の話題です。
それは、ロッテの選手、代田です。
下の名前等は各自調査。
先日、深夜放送でやってたのを文章のみで紹介します。

彼の波乱万丈の、そしてある意味ありがちかもしれないそのストーリーを垣間見てください。
事実と違うところがあればご指摘ください。

幼少より、父に野球少年として厳しく指導されていた代田少年。
父子とはいえ、厳しすぎる父にどこか疑問を感じていたとか。
そんな彼がある日、押入れの奥のダンボール箱の中身を見て意識を変えます。
その中にあったのはトーチとランニングウェア。
父は若き日、将来有望なアスリートだったそうですが、オリンピック出場直前にケガで出場ができなくなったそうです。そんな彼にめぐってきたのが「聖火ランナー」という、名誉ある大役。しかし、「聖火ランナー」を目指していたアスリートなどそうそういるはずもありません。その無念、察するにあまりあります。
その逸話を母から聞いて依頼、代田少年は父の厳しい指導にもまっすぐに取り組むようになったそうです。

時は経て、少年はプロ野球選手になりました。
きっとうれしかったことでしょう。そのために頑張ってきたのですから。
ところが、プロになってからの彼を待っていたのは、プロの厳しい洗礼。
一軍での出場機会もほんのわずかしか許されず、プロ入り数年で別の球団へ行くことに。
移籍先の球団では、更なる悲劇が待っていました。俊足が売りの代田なのに、足を負傷したのです。数日後に球団が下した決断は、解雇。

途方にくれる彼ですが、そこへ普段は決して多くを語らない父から手紙が。
何とも味気ない短い手紙でしたが、優しさ溢れる父の言葉に代田は涙を流します。

そこから一年、彼は元プロ選手としてのプライドも捨て、地道なリハビリと草野球チームでの実戦的なトレーニングに明け暮れ、トライアウトに参加します。
俊足の人間が足を故障して、使ってくれる球団などあるのか?不安を胸に結果を待つ彼の元へ一本の電話が。それは一度は自分を解雇したロッテの新監督からでした。捨てる神が拾う神。もう一度プロへの道が開けたのです。人生二度目の涙。

'06年、今シーズン。代田は初めてチャンスをものにし、何とお立ち台に。
齢32歳にして、初のお立ち台。
マイクを向けられても言葉になりません。
代田、三度目の涙。



アタシは彼のことをよく知りませんが、TVの編集も上手だったので、観ていて感動しました。
さて、皆さんにはアタシが感じた感動の半分も伝わったかどうか。
苦境と戦うアスリートの姿は胸を打ちます。
名も知らぬハードルの選手がスタートと同時にアキレス腱を切りましたが、片足で「けんけん」をしながら苦悶の表情でゴールしたり、ロスオリンピックのアンデルセンが最後まで走りぬいたり。
アタシは彼らほどの苦境に立たされた時、彼らと同じく最後まで戦うことが出来たのか?
疑問が残ります。
なので、無理のない範囲内でがんがろうとココロに誓うのです。

おわり