jo大 ~兵法Master!+外伝 爆睡の大攻勢~

クーラーがないと即死するちうべいです。
おはようございます。

夏は好きです。
でも暑すぎると死にます。
弱って死ぬのではなく、ピストルで撃たれたみたいに「ダーン!」と死にます。
クーラーのない部屋には呼ばれてもいきません。

疲れきった一向が向かった銭湯、その湯加減に戦士達はたまらず・・・・!!


高いのです。

「ちょっとの距離」とは言い切れない距離を歩いた末に出た感想がこれです。
タオルセットなる不思議なオプション込みで\1,000-近く行きます。
ブルジョアでもビビってたじろぐ高額設定。
アタシは地元なので、何度となく利用していますが、普段はさすがに風呂セット持参なので入浴料だけです。
ココロで舌打ちしつつナマ着替え。若干一名に身体的特徴を指摘されたので、「巨乳ですっ。」と適当にかわしておく。おなかがプルンですんまそん。
が、中に入るとさすがにいい風呂だ。メガネをはずすと何も見えなくなる効果も手伝い、のびのびと洗髪。体も洗い終えたところで、少年のロマン「湯めぐり」である。最初に選んだのがやせ我慢の殿堂、サウナ。アタシはあっぱれな程の根性ナシで、入ってもすぐに出るのが仕様となっている。しかし、この日は違った。一度でいいから粘ってみようと思ったのだ。かと言って、時計も見えない近眼乱視のアタシは仕方なく目の前のおっさんと勝手に張り合うことに。「コイツが出てから出よう。」と、自ら退路遮断。メラメラとサウナ以上に暑く燃えるココロをよそに、そのおっさんはひたすらその場で耐え続けたのだった。長い・・・。長い・・・。長い・・・。生涯サウナ時間のトータルを超えたのではないかというくらい長居した。何度も「おじぃさま~。」を口走りかけたし、体調を崩し始めてもいた。しかし、「やまない雨は無い。枯れぬ涙などない。」の法則で、おっさん撃破。晴れて灼熱の監獄から開放されたのでした。足元もおぼつかぬまま、冷泉へ。アタシはこれも経験が無い。中に入って心臓マヒを起こしたらどうするのだ。藤井隆が死に掛けたエピソードをTVで話していたのを思い出しながら、冷泉の中で正座。すっかり体が冷えたところで、露天風呂や電気風呂、バブルバスと行脚。その道中、カンウ映画祭氏にサウナを焚きつける。勇ましくもトライする若者の背中を見届けて、お湯から上がったのでした。
クシを置いてない不親切なドライヤーコーナーに歯噛みしながらも脱衣所からお食事コーナーへ行くと、みなさんすっかりお疲れモード。誰からともなく、朝食をとりはじめました。ここで、カツカレーを頼むとまたプチ伝説。じゃけんさんに引かれながらもぱくぱくとおいしく召し上がったのでした。アタシは朝っぱらからすき焼きでも平気です。ここでみんなが軽くざわめく。「HIROさんがいない。」「まだ上がってないんじゃないか?」と、色めきたっている。誰だ?アタシはようやく、「HIROさん=カンウ映画祭氏」の公式に辿り着き、捜索開始。失礼な話だ。脱衣所を覗くがいない。着衣で風呂に入っていくわけにもいかず、仁王立ちで風呂を隅から隅までチェキる。足拭きコーナーの仁王。異様な光景であったろう。見つからない、見つからない、見つからない・・・。時間が経つほどに焦り、サウナで刹那を焚きつけたことを後悔する。「大阪の人は冷たいから、サウナでノびても放置されかねない。中で倒れてなきゃいいけど・・・。」ざわめく胸中をおさえきれず、私服でお風呂ゾーンへ。変な画ヅラだ。
険しい表情と鋭い目つきで辺りを見渡しつつ、右往左往。いよいよ一番奥のエリアに足を踏み入れた時、足湯コーナーで倒れているHIROさんを発見。ほっとひと安心。どうやら寝ていたらしく、時間の経つのをすっかり忘れていたようだ。何はともあれ無事発見。が、ここからしばらくの記憶が途絶える。何故か。全員寝ていたからであるwまさしく爆睡の大攻勢。八人全員枕を並べて討ち死に状態である。

「はい、皆さん、起きてくださ~い。ここは寝るところじゃなくてご飯を食べるところです~。」

銭湯スタッフのおっさんに起こされ、仕方なく起床。気付けば2時間近く眠っていた。おはよう!そして死ね!(深い意味はありません。)
いつの間にかご飯を済ませ、一緒に寝ていたHIRO氏を含め、みんな仲良くゲセンへと戻っていったのでした。


~続~

ゲセンで巻き起こる波乱!涙に沈む練炭!席を譲る地元民!次回、いよいよ完結編!