週末緊急記事2【24 seazon1】

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= 24 seazon1 =

2001~2002/米国/1440min.

主演:キーファー・サザーランド

あらすじ
CTU(テロ対策ユニット)LA支局のエージェント、ジャック・バウアーはとある夜勤務先で重要なテロ情報を明かされる。大統領暗殺。そして、その件に関するCTU内通者の潜伏。
分かっているのは24時間以内にテロが決行されるということだけ。CUT内部のスパイも誰なのかは分からない。
突然の大きな任務に加え、一人娘のキンバリーも深夜に外出したまま連絡が途絶えた。
ジャック・バウアーの長い一日が始まる・・・。

レビュー
この書庫でとりあげる初のTVドラマ。
まずはCMの多さに驚く。日本なら最長2分。24では軽く3分を超える。アメリカのTV事情には詳しくないが、日本のスカパーやケーブルテレビの如くCMのないプログラムかと思っていたがどうも違うらしい。そのCMのボリュームが厚いということはいかに大きなプロジェクトなのか、という事が分かる。
映画でも日本映画とハリウッド映画のスケールの違いは歴然としているが、なるほどドラマでもケタはずれ。比較するのもおこがましいレベルだ。
脚本も非常~に素晴らしく、意外性の連続。若干「しつこいな~」と思う部分もあるが、あのテこのテで危機を生み出し、乗り越える。その中にはエンターテインメント独特の「魅せるための作り」が無い。言ってみれば、「カッコつけた言い回し」をはじめとする「大見得」が無い。当然決め台詞なんかも無い。
「魅せるための演技」ではなく、ドラマと言うファクターを通した見方すら忘れさせられる。「かかる事態に挑むCTU」のドキュメントを見ているかのようなのだ。
もう一点、時代性の中での価値観というものがストーリーに与える影響も見逃せない。このシリーズが始まったのは2001年、まさに9.11の悪夢覚めやらぬ中のスタートだった。「テロとの戦い」というスローガンを聞いて久しいが、それはこのドラマの中でも生きている。しかし、それはCTUの中に限った事ではなく、アメリカ国民一人一人が全員一丸となって闘う、自国を守るという気概のようなものを感じる。
あらゆるテロに対して「俺はアメリカ人だ!」と胸を張って立ち向かっていくかのようなのだ。
・・・。意地悪な表現は今回控えておくw感動したから。

採点☆☆☆☆☆
満点。
うちの大家さんがDVD持ってて助かりましたw
とりあえずアタシはニーナがいい(´∀`)
一本観たら続きが観たくてたまらなくなる!