戦略と戦術と技術の違い

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ヒドい連休だったぜ・・・。
少年のような心を持った大人と、ガキ丸出しのおっさんって紙一重だと思いませんか?
愛の少年、ちうべいです。

さて、何だか書き出したらキリがない事をいくつか。

まずはお題のとおり、戦略と戦術と技術の違いについて。

基本的には三国志大戦における「ウマさ」は技術を指しますね。これは間違いない。他のジャンルなんかでも、基本的に技術を指しますね。これは日本が「職人の国」だったりするからなのでしょう。勿論、職人が多数を占めるという意味ではなく、真面目に、普通に生きる百姓の尊敬を集める、という意味ですが。
一度リングに上がったボクサーが己の腕によってのみしか道を切り開けないように、ハンドスキルが無いとにっちもさっちもいかなかったりするのは事実。そこで、技術が一線に達しない皆さんのために、ひいてはアタシ自身が反芻する意味も込めて一連の記事を書いてるのですが・・・、その多くは「知識」で片付く事だったりします。大戦2末期も、復活したての象が城から出るのが遅い、ってのは「知識」です。同じように、盛蕎襪眞里辰討蠅祺燭箸なるレベルの技術です。90゚反転はそうでもないですがw
しかし、どんなに技術のある、知識の豊富な人でも扱うデッキがクソなら自然と限界が生じます。図らずも大戦1で栄斗が「スターターレベルのデッキでも一品までならいける」と言ってましたが、逆を言うとそれが技術の限界なのです。
そこで、戦略と戦術になるのです。

戦術は技術一つ一つを活かして、「いかに勝てる展開を作るか」といった意志判断に重きをおく要素であり、戦略は「時代性や状況の中でいかに多く勝ちを狙える状態でいるか」といった要素ではないでしょうか。
当然、優先順位は戦略>戦術>技術となります。
技術の無いアタシでもそこそこ闘える所以です。

大戦における戦略とは、デッキセレクトやプレイする時間帯、店選び等がそれに当たると思われます。
まずデッキが弱けりゃどうにもならないし、平日朝なら「朝皇帝」とやらも狙えるかもしれませんwましてや、ラグだのメンテ不足だので有名な店なら行かない方がいいでしょう。アタシの場合、ホームに行くのはアドバイスが沢山もらえたりして、勉強になるからですね。何より楽しくプレイできるしw
特にデッキセレクトは大事ですね。世間ではver.に合わせてデッキをコロコロと変えて厨デッキしか使わない行為を「デッキジプシー」と呼んだりもするそうですが、実際勝つんだから仕方ない。
勝つ事よりもオリジナリティにこだわるなら、とことんそのデッキと寝てみるのもいい。遅れた時計は遅れたまんまだけど、止まった時計は一日に二度時間が合うのです。
現在で言えば「関羽に乗っとけ!」となりますが、ランカー達の目下の興味は「関羽で最強デッキを作る」から、「いかに関羽をメタるか?」に移りつつあります。戦略的には先端と言っていいでしょう。
周りからボロクソに言われるデッキでも、使い込んでみると何とかなったりもするのでストレスを溜めない程度に、財布が涼しくならない程度に極めるとかもアリです。トッププレイヤーの中には他の人には絶対扱えそうもないデッキで勝ちまくってる人なんかいくらでも居ます。ススメませんが・・・。

次に戦術ですが、これはデッキ相性によるところが大きいですね。例えば、ミラーマッチは一般に「スキルの差で勝負が決まる」と思われがちですが、むしろ戦術の方が大事だったりします。アタシが先日麻痺矢同士で当たった時も、技術というよりは「張鉱にいかにステルス攻城させるか?」が鍵でした。
戦術指南は大変に説明の難しいものです。例えば、麻痺矢が開幕で柵を全壊にされたら絶望的ですが、ここで一気にカウンター取って、攻城につながればなるほど「アリ」です。ましてや相手が的外れな陣略で、こちらが兵力万全なら開幕手腕で一気に落城も可能でしょう。このように、戦術は相手とのぶつかり方で臨機応変に決断を迫られます。
しかし、相性を元に、ある程度の算段はつきます。これはデッキダイヤを組むと顕著に現れ、主流のデッキと相対したした時に、どのような展開になるかをおさらいでもいいので予想、シミュレートとすると次にマッチしてからの対処が大きく変わります。
これは「勝負勘」と言い換える事も出来ます。器用、不器用を問わず、おおよその事は経験が解決してくれます。例えば「シューユが居ない呉単だから極滅警戒」とか、「総武力36のデッキだから開幕極滅で伏兵を掘りに来るだろう」とか、「相手が六枚デッキで左に悪地形。柵を端攻城対策に左へ一枚城壁ベタづけで設置」等ですね。
ver.アップ間もない頃は「うわぁ~、何やそのコンボ~!!!!????」とドえらい目に遭わされる事もあるかもしれませんが、全ては経験が解決してくれます。勿論、同じだけの情報量を持ってたら頭のいい方が勝ちますが。

そして、最後に技術ですね。技術があっても一発逆転というほどの差はなかなか生まれませんが、一つ一つを丁寧にやるだけで大きな成果を生みます。例えば、槍撃。以前ロディック先生が袁単を使っていた時のこと、相手にモリモリ攻めてこられてこっちは絶対絶命。城壁右に張り付かれた敵に連突横弓の対応に必死で城門に近づく敵に対して世硫者しか残っておらず、万事休すと思われました。実際、すぐ落ちるだろうと思って城壁右の連突しか見てなかったのですが、その王者の近くに居た武将が突然「撤退」と出たのです。何が起こったか一瞬分からなかったのですが、兵力世硫者が乱戦に来る事はないだろうとふんだ敵が王者を無視して城門に突っ込んできたところを、数回に及ぶ王者の槍撃で落としたのです。まさにミラクル!!!!!
これは極端な例ですが、あと一回の槍撃で落ちるところを落とせなかったり、あと一回の突撃ができなかったりはやはり技術の問題。「紙一重」の勝負を逃す時ほど悔しいものはありません。一つ一つはそんなにムツかしくなかったりしますので、是非トライしてみてください。

長くなったな・・・w
攻城時の張り付き方の色々とか説明しようと思ったんだけど・・・、今度図解入りでやろうかな・・・。
ちょっと前にしゃんしゃんがやってた手書きイラストでwww