saw3

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あらすじ
sawシリーズ第三弾。アメリカを震撼させた連続猟奇殺人犯ジグソウ。その手口は巧妙にして残虐。被害者を拉致・監禁し、一方的に凄惨なゲームを持ちかける。拒否することは許されず、敗れれば無残な死が待っている。シリーズ第一弾から複雑な人間関係と謎解きを絡め、驚愕のエンディングを迎える。単なる「ホラー・スプラッター」「猟奇」という言葉にくくりきれない人間の感情の描写。ジグソウの仕掛けてくる高度な心理戦、苛烈を極める肉体的苦痛。あらゆる困難の向こうにある被害者とジグソウを待つ結末とは?!

レビュー
単に残酷なシーンを羅列するだけなら他の映画でもいいだろうが、脚本的にはつじつまを合わせているようにも思われる。ジグソウの「殺人」に関する価値観も経緯はどうであれ一瞬納得してしまうから不思議。その昔流行した「13日の金曜日」シリーズ等がはるかに進化したと見るべきであろうか。殺人ショー、諸悪断罪ショーとも取れるが私的制裁の域を出ないのは映画だししょうがないか。感動はないが、腑に落ちなかったり納得できない思いというものはない。このテのシリーズにしては良質と言ってよいのではないか。
もう一点、忘れてはならないのがキリスト教独特とも言える「罪と罰」という概念だろう。日本もアメリカも互いに法治国家ではあるが、「宗教」が正義に大きな大影響を及ぼすアメリカと、「普通」が正義を作り上げる日本とではなるほど大きな価値観の違いであると言える。
が・・・、実は脚本から何から支那人が携わってるのよね。

☆☆☆★★

三つ星!充分に払ったお金分はペイしてくれる内容です!
できれば一作目から通して観る事を強く薦める。さすがにアメリカの映画なので3から観ても分かるようにはできてるが。

最後に一言。

殺人、ダメ!絶対!!