格闘技と反則と広告と

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http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/2007-01.html

まずは、上記URLから「菊田日記」の1/6~16のくだりを読んでいただきたい。
菊田早苗という人について簡単に説明すると、総合格闘技界の草分け的存在。アブダビ・コンバットという、「組技最高峰」の大会で優勝経験のある唯一の日本人。世界的な格闘家で、自らも「GRABAKA」というチームを率いる、一大勢力のボスです。
その彼の日記を見れば、今回のヌルヌル行為がいかに致命的な反則行為であるかは分かっていただけるかと。

そして、ここからが問題です。
一連の件で、ヌル山の疑惑が全て晴れたのかというと、そうではありません。
アタシの日記には詳しく書いてませんが、「グローブの中にメリケンサック握ってね?」とか恐ろしい疑惑も解明されずじまい。
まとめサイトにもあるように、肝心のヌル山の意見も二転三転。信用しろって方が無理な話です。

ここで、広告の話も絡んでくるのですが。
広告とは本来「広く告げる」ためのものであり、その中には過分に「イメージアップ」の意味もあるのはご存知かと。
例えば、花王。毎年大変な金額をTVCM等に費やしております。その甲斐あって、風見しんごの娘を轢き殺したトラックが花王のものだとはどこも報じませんでした。
なので、本来イメージダウンするものをバックアップしたりなどしないんですな。
何故なら、広告を打つ、スポンサードするって事は「その対象と運命を共にする」側面を持つからです。
実際、松坂が駐車違反で捕まった時もスポンサーは降りました。
転じてヌル山ではどうでしょうか?
http://www24.atwiki.jp/sweatslip/pages/96.html
まず、日清がスポンサーを降りましたな。当然です。

基本的な考え方として、「正当なスポーツコンテンツとして相応しいかどうか」を見ている

そうです。日清とK-1との付き合いは非常に長いです。なので、この対応は非常に素晴らしく理想的と言えるものではないでしょうか?そして、NIKEの開き直りは周知のとおり。無責任な発言をする人間を前面に配置するのも問題ですが、「総合格闘技」というジャンルの競技性を根底から揺るがしかねない選手に、「肩入れ」しているのです。これは大きな問題です。ひとつのスポーツジャンルを腐敗させようとしているのですから。「たかだか一回の試合にそこまでの影響力ねぇんじゃね?」などと甘い考えの人も居るかもしれませんが、地上波での影響力を甘く見てもらっては困ります。大晦日、放送を見た人には「ヌル山、強ぇな~!桜庭はショボいよなぁ~。」としかならないのです。それも「重大な反則」を犯してそのイメージを勝ち取っているのです。これは絶対に許せない事です。発言の二転三転する反則男が活躍していい世界などではないのです。ファンは純粋に「強い人」を見たいのです。
そこで話は戻りますが、そんな問題のある人間にスポンサードするって事は、「反則行為をしてうやむやな世界を奨励する」って事です。しつこいようですが、まだ疑惑の全ても解明されておらず、およそ信用のおけない人間ということだけが残っている。
極端な例ですが、ヤクザに金を渡すのはいけません。「暴力団に利益供与」とマスコミに袋叩きにされます。もちろん法律の問題もありますが、「法律に触れなかったら何をしてもいい」わけではないですし、少なくともヌル山は「総合格闘技の大切な規律、ルール」を破っているわけです。そんな人間をスポンサードするって事は(ry
ハッキリ言いますが、そんな会社の商品を買う人間も「ルールのムチャクチャな格闘技の世界」に参加していることに自覚を持っていただきたい。
アナタの払ったお金でその反則奨励会社が潤い、広告を続け、反則強行選手が格闘技界で生き延びていくのです。迷惑なのです。
セリエAも膿を出そうと四苦八苦です。本来、不正とはそれほど厳正に対処されるべきなのです。

ネットも一般人の声の一端。それに真摯に対応する日清はGJとしか言いようがないでしょう。

アタシは格闘技を愛しています。
「本当に」強い人が見たいのです。

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