すべての経済はバブルに通じる

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久しぶり(´゚∀゚`)b!

ぼちぼち更新するよw
時間を作れたらw

さて、久しぶりの本格記事は読書感想文!

すべての経済はバブルに通じる

小幡績
光文社

昨年のサブプライムローン破綻に端を発する金融経済混乱をサンプルとして、バブルの本質を解き明かしていく。

それはあらかじめ決められていたことだった。
そこに意外性は無かったのだ。
下りるタイミングの無いチキンレースとはすなわち、参加者全員が大怪我を負う事を避けられない事を意味する。
彼らは結末の見える悲劇の舞台を自ら作り出し、自ら悲劇の主人公を演じた。

・・・。
似合わねぇなwww
ま、要するに分かってたってことですね。
資産運用のプロはああいう罠にハマらざるをえない。そういう構造なんですね。
バブルってのは自己生成、自己増殖しているってことです。
正直、今回のリーマンの件にしたって「これがマルクスの言ってた資本の暴走爆発か~」くらいにしか思ってなかったんですけどね。

そういう話を、実に入念に、かつ、実数を用いて詳細に解き明かしています。
筆者は頭のいい人の特徴とも言える「専門外の一般人」にも分かるように噛み砕いて説明してます。
旧来型、もとい21世紀型バブルの第一回転換点とも思えるできごとが頻発する中で、この本を読んでおくか否かで随分と今後の金融経済への見方は変わるはず。
そんな一冊です。
久しぶりにぐりタンに送るw
その前に一旦ASサンに貸すからそれからやけどね~。


以下、最近の経済の動向を見ていてアタシが私的に感じた事。

ニュースを見ながら円ドルの相場をグラフ用紙に日々記録していたという変な中学生だったちうべいサンなので、やっぱり一本の線でつながって感じるのですよ。
そして、高校時代に目からウロコの学問と出会って、ますますモノの見方が変わったのですが・・・。
なかなかそんな人生は過ごせませんわな。だから、かいつまんで話します。
あ、そうそう。以前投資について書きましたが、記事を探してくるのが面倒なので引っ張ってきませんwリンク?そんなものは知らねぇw
今回はもう少し肌に感じた事です。

アホなんですよ。
金融業界の連中って。
ホンットにアホ。
いや、こういうとアホに失礼か。
致命的に頭が悪いんです。
銀行マンだの証券マンだのって言葉がありますわな。
そこには、銀行員や証券会社社員へのある種の尊敬の念が込められている事は間違いない。
実際、たくさんの勉強をしないとこういった肩書きの人達の闘うリングには上がれないんだけど。
でもま~、勉強をたくさんしたっていうのと頭のよしあしは別モンですわな。
この場合、まずは銀行マンを例にとってみましょうか。
アイツらの仕事って何なのかっていうと、お金を集める事じゃないですわな。
ちなみに、通帳ではお金を預けると右に、引き出すと左に数字が記載されて、一番右に残高が載る。
ここに違和感を感じる人はお金の入り口に立ってる。
ま、いいや。
話がそれた。要するに銀行員は何でメシ食ってるかっていうと、「預かったお金を増やす」ことで飯食ってるわけだ。
それは、貸付による金利だったり、資産運用だったりするわけだ。
んで、主たる業務とも言える貸付だけど・・・。
どうやってそのビジネスが成立してるか知ってる?
もちろん、都銀だの地銀だの、信金だのと規模によって違うんだろうけどさ。
まず一番に「担保」の確保だわな。
今は時代も変わったのかもしれないけど、担保取らずに金を貸したら支店長クビだからwww
第二に財務諸表。
財務諸表は・・・、まぁ・・・、知りたい人が居たら教えますw
以上
要するに、金を貸す相手の事業内容なんてどうでもいい。
取りっぱぐれがなくて、会社の中のお金の管理ができてるっぽかったら貸すのよ。
それだけ。
アホだよね~wwwwwwwww
いや、違う。
頭が悪いのかwwwww
だから、どうしようもない所にも貸しちゃう。
逆に、将来性があったり、堅実だったりするビジネスでも銀行員の欲しがる担保や財表が無かったら金を貸してくれない。
どんなに優秀でも。
これは仕事が楽だ。
目利きが利かなくてもいいんだからwwwwwwwwwwwww

同様の事は資産運用をしてるプロの連中にも言える。
儲かれば何でもいいから、投資先の利回りなり流動性しか見ない。
安定したリターンがあるなら、うんこでも何でもいいんだよ。いやホントにwwwwwwwwwwwww

そんな目利きの利かないかわいそうな彼らにも一つの真実があるとすればそこ。
つまり、儲かったらそれが一番すばらしいことで、文句のつけようのないことであり、逆に言うと儲からない奴はバカで無能なのだ。
それだけ。

だから・・・、今回の一連の前面株安とか見てて思うのは・・・、どいつもこいつも大マヌケってことですわなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ここでひとつキーワードがある。
経済ってのは上の方の事を勉強しようと思ったら英語ができなきゃどうにもなんない。にっちもさっちもいかんのですよ。
でも、そうやって必死に学んだ経済理論を洗練させたからといってお金が儲かるかと言ったらそうとは限らないんですよね。
だって、学校のお勉強だったらアタシなんか絶対にかなわない大天才みたいな連中がスッカラカンのオケラになったりしてるんでしょ?wwwwwwwww
バカ丸出しだよwwwwwwwwwwwww
結局、勝ちの法則なんてあとづけなんですよね。
お金の儲かってるやつはこれみよがしにえらそうな事を言うんですよ。
でも、一転してジリ貧になると脂汗かくだけで静かになる。

今回の著作でも書かれているが、結局は人間の扱うもの。理屈や理論だけで動いてるんじゃないんですよ。
気分で動いてるんですよ。
これは予測不可能。
全く予測不可能。

当分続く不安定な時代の中で「ノるかソるか」の勝負をするのもいいかもしれないけど・・・、公的資金注入とかで俺らに迷惑かけるのは勘弁してほしいのでした。

ちなみに、週刊現代で著者とコラムニストの対談が載ってますね。
そこには、上記著作には載っていない一連の「リーマンショック」後の展望についても語られています。
是非ご一読下さい。


色々書き忘れた気がするが、それはまた後日にでも~(´∀`)ノシ

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追記
そうそう、東証って・・・、世界で一番アホな市場と言われているとか・・・。
自己判断能力が無いらしい。
しょうがないよ、普通教の信者ばっかりだもん。
空気を読む以外のアビリティ無いしw